2015年8月末に雪国に来て3年半ほどが経ち、4度目の冬を迎えた今年、大雪でも大丈夫なようにミツウマの長靴を購入しました。
今回はミツウマの長靴についてのレビューです。

雪国では長靴が必須だった
横浜にいた頃は、長靴なんて幼稚園とか本当に小さいときに履いたな、という記憶しかありません。
実際、都会では長靴なんて履きませんよね。
ここで注意したいのが、「レインシューズ」じゃないですよ。
本当の「長靴」です。
都会では、雨の日ようにレインシューズを持っているくらいですね。
私は、横浜にいる時はレインシューズを一足持っていただけでブーツさえ持っていませんでした!
だけど、こちらでは本物の長靴が必要です。
都会から来るとびっくりしますけど、冬になると老若男女問わず長靴履いてます。
都会の女性なら失神するんじゃないかと思いますが、若い女性でも普通に長靴を履いています。
私もびっくりしましたもん。
さすがに若い女性はムートンや合皮のブーツじゃん?と思っていたんですけど違いました。
皆さん、長靴です。
そんな私は今まで冬はどうしていたのか?と言えば、Bio Fitterのブーツを履いていました。
このブーツは、2015年に「冬が来る前に買おう!」ということで購入したものです。
中にはボアがついていて、暖かいのです。
これは伸ばしていますが、ボア部分を折ることもできます。
こんな感じで可愛くなります。
そして、雪国で一番気になるのは靴底ですが、こちらもバッチリ!
シャーベット状になった道でも安心して歩けます(もちろん、歩き方に注意は必要ですが)
とにかく、今年まで冬はこのBio Fitterのブーツで過ごしていました。
よく、雪国でこのブーツだけで過ごせたね?と思われるかもしれませんが、冬は生協の宅配便利用していましたし、外で仕事をしている訳ではないので、雪がひどいときは外出しなかったから大丈夫だったんです。
ですが、今年は父が亡くなったというのもあり、そんなことは言っていられなくなりました。
ありがたいことに、今年は比較的雪が少なかったんです。
なにせ、1月に自転車に乗れるという、こちらに来てはじめての体験ができたほどです。
なのですが、やっぱりそこは雪国ですよね。急にドカ雪が来ました。
そして、その中通院しなくてはいけなくて、Bio Fitterのブーツで行ったのですが、まだ新雪というのもあり、ズボズボ雪の中を歩くハメに。
そこで、今回のミツウマの長靴購入に至りました。
ミツウマの長靴
今回購入したのは、ミツウマの長靴になります。
「長靴ならなんでもいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、それは甘い!
普通に都会で売っている長靴って薄いですよね。こんなタイプの。
アサヒって長靴では有名だと思いますけど、薄いんですよね。
履くとひんやりします。
そんな長靴では、雪国では暮らせません。何しろ、外出しなくたって「雪かき」という重労働があるのですから。
今まで、うちでは薄っぺらい長靴で雪かきをしていましたが、めちゃくちゃ足が冷える!
冬の分厚い靴下を重ね履きしても冷たい!
では、どんな長靴が必要かと言えば、ウレタン4mmとかの厚手の長靴が必要なんです。
防寒の長靴として検索すると、ミツウマの名前出てきますよ。
本当は、「滑らない長靴」として第一ゴムの長靴がいいんだろうなぁ、と思ったのですが、毎日出かけるわけでもないので、安い方がいいということでミツウマを購入。
第一ゴムはMade in Japanですが、ミツウマはMade in Chinaだそうです。
まぁ、お値段考えたら当然だよね、という感じですね。
私が購入したのは、ミツウマのピュセルというタイプのものです。

本当はね、ミツウマのグリーンフィールドというタイプのは、これに比べるとずっとおしゃれです。
こちらね。

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ジョッキータイプでボア付きです。
なんでグリーンフィールドにしなかったかというと、単純に長いブーツって嫌いなんです。
ふくらはぎまででも本当は嫌なくらいなので、少しでも短い方が良かったんです。
ボアがついていなくても、グリーンフィールドほどおしゃれじゃないけど、それでも、ウレタン4mmというのは変わりません。
エセジョッキーブーツっぽいデザインにもなっています。
色はブラウンとブラックの2色展開のようですが、さすがにこの真冬だとブラウンは売り切れだったのでブラック一択でした。
サイズ展開はM、L、LLとなっていて、私が購入したのはLで、23.5cm〜24cmというものでした。
ワイズが広いので、普段履いているスニーカーのサイズでOKとされていましたが、私の場合、少し甲高というのもありスニーカーでも23.5cm〜24.5cmとマチマチです。
なので、23.5cm〜24cmで大丈夫かなぁ?と心配でしたが、全然OKでした。
靴底はというと、
第一ゴムのスパイクには敵いませんが、雪道でも大丈夫そうになっています。
ミツウマの長靴を実際履いてみた感想
さっそく履いてみましたよ、ミツウマの長靴。
雪に埋まるほどではなくシャーベット状でしたが、まだ一部雪が結構深く残っているところもありました。
そんな中歩いてみましたが、本当に寒くない!
防寒長靴というだけはあるなぁ、と。
そして気になるのは靴底ですが、こちらも問題ナシ!
滑りやすいシャーベット状でも全然大丈夫でした。
そしてね、何が良かったってズボッと雪に埋もれるのが今までは怖かったのですが、長靴だとそんな心配しないで済む!
これは精神的にすごく助かりました。
ただ、一つだけ残念な点がありました。
それは、足首のところはブカブカなのに、くるぶしの少し上が窮屈だったこと。
いや、足太いんでしょ、と言われたらそれまでなんですが、人の足って足首からくるぶしの少し上だと、確実にくるぶしの少し上は太くなりますよね。
なんですが、どうも違う。
画像で見る足首と思われるところが、どうも足首ではないんですね。
なので、歩くときにちょっと変な感じはしました。
それでも、雪を気にせずにズボズボ歩けるというのは精神的にすごく楽です。
そして、今まで雪かきの時は足が冷たくて辛かったのですが、これなら大丈夫!
実際、雪かきもしましたよ。
まとめ
都会の女性の感覚では、「長靴履くなんてダサい」ですよね〜。
いや、私もそう思いますもん、いまだに。
でも、現実問題、そんなことを言っていたら生活ができないんですよね。
こちらでは、冬はもうおしゃれなんて度外視です。防寒命です。
ちなみに、私の住んでいるところは風が強いので雨や雪でも傘がさせない日も多いです。
暴風雪警報が普通に出る地域です。
その分、県内陸部より雪の量は少ないのですが、横浜育ちの私にはそれでも大雪で。
だけど、そんな劣悪な環境でも、この長靴があればなんとか生き延びられそうで良かったです。
めでたし、めでたし。
